佐賀|呼子を“再び海のまちへ”。鯨の記憶を未来へつなぐ「呼子・鯨の町興しプロジェクト」クラウドファンディングが12月19日まで実施中
佐賀県唐津市の港町・呼子を舞台に、鯨とともに歩んだ歴史を未来へ紡ぎ直す呼子・鯨の町興しプロジェクトが、クラウドファンディングを通じて仲間を募っている。このプロジェクトは、宿泊施設やサウナ、食堂、蒸留所など6つの事業を通じて地域の再生を目指す。港の文化と営みを再び息づかせる挑戦で、支援者には呼子の魅力を体感できるリターンが用意されている。
呼子は古来より海上交通の要衝として栄え、江戸期には国内屈指の捕鯨基地となった町だ。「鯨一頭で七浦潤う」と言われたほど地域と深く結びついた文化は、捕鯨前の祈りや捕獲後の供養など、独自の風習として今も息づく。しかし空き家の増加や産業の衰退などの課題も進み、町の未来をどう守るかが問われていた。
その転機となったのが、2023年に復活した伝統行事「呼子くんち」。文化の灯が戻り始める中で、プロジェクトを牽引する株式会社アミナコレクションは、古い町並みの保存と賑わいの再生を目指して複数の事業を同時に立ち上げ、現代の“鯨組”として呼子の再出発に挑む。
展開されるのは、分散型宿泊施設「中尾甚六HOTEL」、鯨やイカをモチーフにした「JIN6サウナ」、古民家を再生したクラフトビール醸造所「Whale Brewing」、果物の魅力を届ける「甚六果実店」、海鮮食堂「呼子甚六食堂」、アロマ蒸留所「THREE Aroma Distillery 呼子蒸留所」など。町全体を一つの文化圏として再構築し、観光と地域産業を持続的に循環させる構想が描かれている。
クラウドファンディング概要
名称:呼子・鯨の町興しプロジェクト
目標:500万円
期間:2025年12月19日 23:00まで
用途:各事業の運営費の一部に充当
公式:WEB
プロジェクトで進む主な事業
・中尾甚六HOTEL(分散型宿泊施設)/2026年1月開業予定
・JIN6サウナ(地域性をテーマにしたサウナ)/2025年11月28日開業予定
・Whale Brewing(クラフトビール醸造所)/2023年オープン
・甚六果実店(かき氷店)/2025年5月オープン
・呼子甚六食堂(海鮮食堂)/2026年1月開業予定
・THREE Aroma Distillery 呼子蒸留所(アロマ蒸留所)/2025年10月開業予定
施設情報
名称:中尾甚六HOTEL / JIN6サウナ
住所:佐賀県唐津市呼子町呼子3079
開業:サウナ 2025年11月28日
Event Summary for International Visitors
A new regional revitalization initiative in Yobuko, Saga—once one of Japan’s leading whaling ports—has launched a crowdfunding project to restore the town’s vibrancy. The “Yobuko Whale Town Revitalization Project” features six facilities, including a decentralized hotel, a sauna inspired by local marine culture, a craft brewery, a fruit-based dessert shop, a seafood restaurant, and an aroma distillery. The project aims to preserve Yobuko’s historic streetscape while creating sustainable tourism and community activities. Supporters can enjoy rewards that offer an authentic experience of Yobuko’s culture and heritage.












