福岡|350年続く伝統工芸「小石原焼」を未来へ やまぜん窯が後継者育成のためクラウドファンディングを実施
福岡県東峰村で約350年にわたり受け継がれてきた国の伝統工芸品「小石原焼」。その産地で、後継者育成に真正面から向き合う窯元が、未来へ技をつなぐためのクラウドファンディングを実施している。
日本各地で伝統工芸の担い手不足が深刻化するなか、小石原焼も例外ではない。「作り続ける人」がいなければ、技も文化も途絶えてしまう。そうした危機感のもと、小石原焼の窯元・やまぜん窯では、時間と手間のかかる後継者育成に日々取り組んできた。
やまぜん窯の現場では、親方が弟子一人ひとりと向き合い、成形、釉薬掛け、焼成に至るまでを丁寧に指導している。完成したうつわは、親方自身が最終確認を行い、品質を守る。その積み重ねが、弟子の成長と小石原焼の未来を形づくっている。

今回のクラウドファンディングは、「後継者育成の現場が確かに存在していること」、そして「その取り組みを、うつわを通じて応援できること」を広く伝えることを目的としている。支援者には、弟子や親方が手がけた小石原焼のうつわが返礼品として届けられる。
返礼品は、制作に携わる職人ごとに複数のコースが用意されている。弟子が制作し親方が監修したうつわ、親方と弟子が工程を分担して制作したうつわ、そして親方による数量限定の作品など、いずれも日常使いしやすく、小石原焼らしい魅力を備えた内容となっている。

小石原焼は、暮らしの中で使われてこそ生きるうつわである。「使うことで、未来を支える」。今回のクラウドファンディングは、そんな循環を生み出す試みでもある。うつわを手に取り、日々の暮らしの中で使うことが、後継者育成というかたちで産地の未来につながっていく。
イベント概要
名称:小石原焼やまぜん窯 後継者育成クラウドファンディング
期間:2026年1月18日(日)23:59 まで
会場:CAMPFIRE プラットフォーム上
募集:WEB
主催:小石原焼やまぜん窯
Event Summary for International Visitors
Yamazengama, a traditional Koishiwara pottery studio in Toho Village, Fukuoka, has launched a crowdfunding project to support the training of future artisans. Koishiwara ware has a history of over 350 years, and this initiative aims to preserve its techniques by connecting master potters and apprentices through daily craftsmanship. Supporters receive handcrafted pottery pieces as rewards, allowing them to support the future of Japanese traditional crafts by using them in everyday life.





