福岡|九州国立博物館開館20周年を締めくくる特別展「平戸モノ語り」2026年1月20日開幕
九州国立博物館開館20周年の最後を飾る特別展「平戸モノ語り―松浦静山と熈の情熱―」が、2026年1月20日から3月15日まで開催される。本展は、江戸後期の長崎・平戸を舞台に、平戸藩主であった松浦家9代藩主・松浦静山と、その志を継いだ10代藩主・熈(ひろむ)に焦点を当て、藩に伝わる多彩な“モノ”を通して知と情熱の軌跡をたどる特別展である。
松浦史料博物館開館70周年と九州国立博物館開館20周年という二つの節目を記念する本展では、武具、書画、工芸品、海外交流を物語る資料など、平戸藩の文化的厚みを示す作品が一堂に会する。モノの背後にある思想や美意識、時代背景を丁寧に読み解く構成となっている。
音声ガイドは、九州国立博物館開館20周年応援大使を務める俳優・井上芳雄が担当。落ち着いた語り口で、作品や人物の背景を丁寧に解説し、鑑賞体験に深みを与える。
館内レストラン「太宰府 いい乃じ」とカフェ「九州国立博物館 Mカフェ」では、本展の開催に合わせた期間限定コラボレーションメニューを提供。展示テーマや平戸の文化をイメージしたメニューにより、鑑賞後の余韻を味覚でも楽しめる構成とした。

本展の特別展物販では、特定非営利活動法人セルプセンター福岡と連携し、障がいのある方々が制作したオリジナル商品を販売する。展示から得たインスピレーションを形にした商品は、「観る」だけにとどまらないミュージアム体験の新たな可能性を提示する。
また、九州国立博物館の特別展としては初めて、高校生以下・18歳未満の観覧料が無料となる。次世代を担う若い世代が、貴重な文化財に親しむ機会の創出を目的とした取り組みである。
イベント概要
名称:平戸モノ語り―松浦静山と熈の情熱―
会期:2026年1月20日(火)~3月15日(日)
時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
毎週金・土曜日は20:00まで夜間開館
休館:月曜日(2月23日開館、2月24日休館)
会場:九州国立博物館 3階 特別展示室
料金:一般2,000円、大学生1,200円
高校生以下・18歳未満無料
主催:九州国立博物館、福岡県、西日本新聞社、TVQ九州放送、西日本新聞イベントサービス
Event Summary for International Visitors
“Hirado Monogatari: The Passion of Lord Matsuura Seizan and Hiromu” is a special exhibition held at the Kyushu National Museum from January 20 to March 15, 2026, marking the museum’s 20th anniversary. Set in Edo-period Hirado, the exhibition explores the intellectual and cultural legacy of the Matsuura clan through historical artifacts, artworks, and objects related to domestic and international exchange. The exhibition features audio guidance by actor Yoshio Inoue and collaborative food and merchandise programs, offering a multi-sensory museum experience. Admission is free for visitors under 18 years old.


