久留米絣を壁紙に。WhO × うなぎの寝床コラボで新作16点を発表

壁紙ブランド「WhO（フー）」を展開する野原グループは、地域文化商社「うなぎの寝床」（福岡県八女市）とのコラボレーションにより、八女の伝統工芸品「久留米絣」をモチーフとした新作壁紙16点を発表した。

「衣と空間を横断するコラボレーション」をテーマに、久留米絣の文化や技術を現代のライフスタイルへ取り入れるプロジェクトの一環として展開。織元との対話や現地視察を重ね、デザインユニットpole-pole（ポールトゥポール）が開発を担当した。

シリーズ名は「あべこべボーダー」。糸を合わせようとする職人の意志が生み出す“ゆらぎ”に着目し、その矛盾と緻密さを新たなデザイン価値として再構築した。壁紙では、空間に馴染む繊細な色味と独特の境界線を活かした仕上がりとなっている。

久留米絣は日本三大絣のひとつに数えられ、福岡・八女地域を代表する伝統工芸。経糸と緯糸の染めと織りを何度も繰り返すことで独特の“かすれ模様”を生み出す技法が特徴で、長年にわたり多くの職人たちによって受け継がれてきた。

展示イベント

名称：あべこべ久留米絣 MONPEと壁紙展 in TOKYOBIKE TOKYO
会期：2025年10月22日（水）～11月3日（月）※27日・28日は定休日
時間：平日11:00～18:00／土日10:00～18:00
会場：TOKYOBIKE TOKYO
住所：東京都江東区三好3-7-2
内容：久留米絣の「もんぺ」と新作壁紙を展示・販売

商品概要

シリーズ：うなぎの寝床コラボレーション（COLLABORATIONS）
品番：CBUN027～042
種類：「あべこべボーダー_small」「あべこべボーダー_large」
価格：4,500円/m（税抜）
販売：公式WEBサイト

Event Summary for International Visitors

WhO, a Japanese wallpaper brand by Nohara Group, has collaborated with Unagi no Nedoko, a cultural company based in Yame, Fukuoka, to create 16 new wallpapers inspired by the traditional textile Kurume Kasuri. Designed by pole-pole, the series “Abe-kobe Border” reinterprets the textile’s signature blurred patterns as elegant wall designs. The collection will be showcased at TOKYOBIKE TOKYO in Kiyosumi-Shirakawa from October 22 to November 3, 2025. Official website: whohw.jp.