佐賀森林公園の心霊伝説はなぜ!?
世間では死刑廃止論なんて話題が注目されていますが、「佐賀の森林公園は元々死刑場だった」なんて都市伝説を耳にしたことを、ふと思い出しました。
そのせいか、森林公園ではオバケがでる、心霊写真が撮れる、といった噂があったように記憶しています。私の通っていた小学校では、森林公園まで徒歩で遠足というイベントが毎年開催されており、この都市伝説を耳にして以来、どこか少し怖い場所として記憶していました。
そこで、少々気になり、ググってみると、
みなさんこの都市伝説に興味があるようです。
森林公園の正式名称は「佐賀県立森林公園」
佐賀県のWEBサイトによる記載によると、昭和43年(1968年)に着手しているものの、正式な開園時期には触れられておらず、昭和54年(1979年)頃に現在の森林公園を構成する、主な施設が作られたようです。
昭和43年に明治百年記念事業の一環として農林部において整備に着手して以来、平成8年度までに面積約52.4ヘクタールの広域公園として都市計画決定を完了し、佐賀県における広域的なスポーツレクリエーション活動の一大拠点として整備を進めてきました。
昭和54年度までには、中央入口、県民の広場、テニスコートアスレチック広場等の当初計画区域約18.3ヘクタールを開園し、その後、平成2年度からは約18.3ヘクタールの第一期拡張工事に着手し、平成10年度には芝生広場、自然池、せせらぎ広場等の約8.2ヘクタールを開園しています。引用:佐賀県
そして、森林公園の心霊都市伝説の出元を探っていくと、森林公園の建設前を遡ること二百余年。この地に鍋島藩の処刑場が「嘉瀬処刑場」として存在していたことが起源のようです。当時の処刑所には打首となった罪人の首が晒されていたと言います。
そこから、この処刑場には当時の罪人の亡骸が多く埋葬され、成仏できずに夜な夜な徘徊してる…なんて心霊伝説が生まれたのでしょう。
この処刑所は、現在は千年塚と呼ばれているようです。
当時、処刑所で刑に処された罪人を供養するたにつくられた千年塔というものがあり、後にこの塔がなくってからは、千人塚として呼ばれているようです。いまでは、森林公園内に「千人塚跡」の杭が残っています。
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施設概要
名称:佐賀県立森林公園
住所:佐賀市久保田町大字大字徳万1897
アクセス:佐賀市営バス 森林公園、大立野、久富行き 森林公園前下車