福岡|単一品種抹茶11種を展開 八女の老舗・お茶村が切り拓く抹茶文化の現在 2025年

福岡|八女の茶舗が提案する単一品種抹茶の新たな展開
福岡

福岡県八女市の老舗日本茶ブランド「お茶村」が、単一品種抹茶の大規模展開を進めている。玉露や抹茶の名産地として知られる八女の特性を生かし、品種ごとの個性をそのまま味わう抹茶を11種類ラインナップ。抹茶は苦い、難しいといった固定観念が残る中、品種で味わうという新たな切り口で、抹茶文化の再構築に取り組んでいる。

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お茶村は創業以来、日本茶の魅力を正しく伝えることを使命に掲げ、八女の生産者とともに茶づくりを続けてきた。近年は世界的な抹茶人気が高まる一方、日本国内では抹茶本来の味わいが十分に理解されていない状況に課題を見出し、単一品種抹茶の強化に踏み切った。

現在取り扱う抹茶は、八女産の単一品種を中心に、用途別のブレンド、宇治抹茶まで含めた11種類。露光、奥翠、冴翠、せいめい、さえあかり、翠宝、きらりなど、品種ごとに渋み、旨味、香り、余韻が異なり、抹茶が品種によってまったく異なる表情を持つことを体感できる構成となっている。

八女の茶舗が提案する単一品種抹茶の新たな展開

一般的な抹茶は複数品種をブレンドする合組が主流だが、お茶村は非効率であっても単一品種にこだわる。品種の違いによる味わいの変化をそのまま伝えることで、抹茶を一律の飲み物ではなく、多様性を持つ嗜好品として捉え直す狙いがある。

その品質を支えているのが、日本でも数名しかいない最高位「茶審査技術十段」の茶師の存在だ。原葉の状態から火入れ、石臼挽きまで全工程を監修し、その年、その品種ならではの最適な味を見極めることで、単一品種抹茶の個性を最大限に引き出している。

抹茶は特別な場の飲み物ではなく、日常に取り入れられる存在であるという考えも、お茶村の取り組みの軸にある。朝の一杯や抹茶ラテ、スイーツ、料理への活用など、幅広いシーンで楽しめる点も八女抹茶の特徴だ。近年は訪日客からの評価も高まり、海外需要も拡大している。

八女の生産者と茶師、そして消費者をつなぐ存在として、お茶村は単一品種抹茶を通じた抹茶文化の継承と発信を続けている。

店舗概要

店名:お茶村本店ほか
住所:福岡県八女市室岡1008
時間:9:30~18:00
公式:WEB

Event Summary for International Visitors

OCHAMURA, a long-established Japanese tea company based in Yame City, Fukuoka, offers one of Japan’s largest selections of single-varietal matcha, featuring 11 different types. By highlighting the unique characteristics of each tea cultivar, the brand aims to redefine matcha culture and promote everyday enjoyment of high-quality Yame matcha throughout the year.

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