宮崎｜歴史とアートが織りなす「飫肥DENKEN WEEK 2025」開催 小村寿太郎生誕170周年を記念したガストロノミー企画も
宮崎県日南市・飫肥（おび）の城下町を舞台に、歴史ある町並みと現代アートが融合するイベント「飫肥DENKEN WEEK 2025」が、2025年11月1日（土）から開催される。今年は、飫肥出身の外交官小村寿太郎の生誕170周年、ポーツマス条約締結120周年、そして姉妹都市・米国ポーツマス市との盟約締結40周年という節目の年。記念企画として、彼の功績や時代背景にちなんだ特別なガストロノミー体験も実施される。
イベントでは、飫肥の重要伝統的建造物群保存地区を舞台に、現代アート展示や音楽ライブ、ワークショップなど多彩なコンテンツを展開。文化と芸術、そして“食”を通して、過去と現在が交差する飫肥の新たな魅力を体感できる。
総合プロデューサーは美術家の小松孝英氏。8回目を迎える本年は「アートとガストロノミーの融合」をテーマに掲げ、飫肥の歴史や文化を味覚でも感じられる企画を多数展開する。
ガストロノミー企画
１. Gastronomy 文明開化のかおり
Presented by Hishimeki-Group
寿太郎侯の生誕170周年を記念し、当時の牛鍋文化を現代風に再現。飫肥の名家・伊東邸で、ワインやラガービールとともに味わう特別ディナー。
日時：11月1日（土）18:00～20:00
会場：武家屋敷 伊東邸／定員：45名／料金：20,000円（税込）
２. Gastronomy 小村寿太郎の生涯
Presented by マルハチ
留学や外交の軌跡をテーマにしたコース料理。寿太郎侯の人生を味でたどる晩餐会。
日時：11月2日（日）18:00～20:00
会場：武家屋敷 伊東邸／定員：40名／料金：25,000円（税込）
３. Gastronomy 2025 FINAL「小村寿太郎と共に…」
デンケンウィークの締めくくりを飾るアフターパーティー。宮崎の人気シェフが地元食材を活かした特別メニューを提供。ニューヨークワインやドイツワインとともに、歴史と食の饗宴を楽しめる。
日時：11月8日（土）17:30開場／18:00開宴
会場：飫肥 服部亭／定員：100名／料金：15,000円（税込）
イベント概要
名称：飫肥DENKEN WEEK 2025
期間：2025年11月1日（土）～11月9日（日）
会場：飫肥地区（宮崎県日南市）
問合：日南市総合政策部未来創生課
電話：0987-31-1128
公式：WEB
Event Summary for International Visitors
“OBI DENKEN WEEK 2025” will be held from November 1–9, 2025 in Obi, Nichinan City (Miyazaki). The event blends traditional townscapes and contemporary art while celebrating the 170th anniversary of diplomat Jutaro Komura. Visitors can enjoy unique gastronomy events recreating Meiji-era cuisine and local ingredients, alongside modern art exhibitions and live performances across the historic Samurai district. Official site: denken-obi.jp.
