福岡|久留米絣ブランド「儀右ヱ門」が2026春夏展示会を開催 太陽とともに生きる衣服を提案
福岡県南部の伝統織物「久留米絣」、現代的に再構築するアパレルブランド「儀右ヱ門(ぎえもん)」が、2026年春夏コレクションを発表する。11月には福岡と東京の2会場で展示会を開催し、バイヤーや商社のみならず一般客も来場可能となる。
近年注目を集める福岡県の伝統工芸・久留米絣。その独特の風合いや通気性の高さ、軽やかな着心地が評価され、全国的にファンが増えている。オカモト商店は久留米絣とともに歩んできた56年の歴史を礎に、伝統とモダンデザインを融合した新しいアパレルの形を提案。気候変動やライフスタイルの変化を見据え、工芸とファッションの新しい関係性を描く。
久留米絣は綿糸を括って染める「絣(かすり)」技法により、かすれ模様を生み出す日本の伝統織物。1957年に国の重要無形文化財、1976年に伝統的工芸品に指定されている。オカモト商店ではこの伝統を次世代に継承するため、素材開発やデザインの刷新、展示会や発信イベントを通じてその魅力を広く伝えている。
展示会では、爽やかな風を感じるワンピースやシャツ、軽量ジャケットなど、明るい色合いを中心とした新作を展示。来場特典として久留米絣の巾着袋をプレゼントする。
展示会概要
■福岡会場
会期:2025年11月12日(水)・13日(木)
会場:久留米シティプラザ4Fスタジオ
住所:福岡県久留米市六ツ門町8-1
時間:12日 10:00~17:00/13日 10:00~16:00
■東京会場
会期:2025年11月26日(水)・27日(木)
会場:レンタルスペースさくら恵比寿南3F
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-20-9
時間:26日 10:00~17:00/27日 10:00~15:00
予約:不要
特典:久留米絣の巾着袋プレゼント
主催:株式会社オカモト商店
公式:WEB
Event Summary for International Visitors
The Kurume Kasuri apparel brand “Giemon”, based in Kurume, Fukuoka, will hold its 2026 Spring/Summer Exhibition in Fukuoka (Nov 12–13) and Tokyo (Nov 26–27). Under the theme “TAIYO – The Sun,” the collection celebrates the harmony between traditional craftsmanship and modern design. Using the breathable, hand-dyed cotton fabric of Kurume Kasuri, Giemon presents lightweight, vibrant clothing designed for Japan’s long, warm summers. Visitors can experience the texture and artistry of this traditional fabric reborn for contemporary life.









