福岡|不登校を“行けない理由”から描く映画『絆王子と無限の一歩』上映・感想シェア会 2026年1月18日開催
「行きたくない」のではなく、「行けない」――。不登校をめぐる状況を、単純な原因論に回収せず、当事者の揺れ動く心情や、その周囲にいる大人たちの迷いにも光を当てた映画『絆王子と無限の一歩』の上映会と感想シェア会が、2026年1月18日、大野城市で開催される。
本作は、「不登校=いじめが原因」といった一面的な見方にとどまらず、言葉にならない葛藤や、当事者でなければ分からない感情の揺らぎを丁寧に描く。シーン展開はテンポが早く、観る側に容易な感情移入を求めない構成だが、その分、観客それぞれが「自分も、あの登場人物の誰かだったかもしれない」と重ね合わせる余白を残している。
上映後には、ファシリテーターの進行による少人数制の感想シェア会を実施。正解や結論を導く場ではなく、それぞれの受け止めや気づきを、安心して言葉にできる時間として設けられる。発言せず、聞くだけの参加も可能で、初めてこうした場に足を運ぶ人にも配慮された構成となっている。
対象として想定されているのは、「完全に学校に行けなくなった後」ではなく、登校しぶりや五月雨登校といった“その前段階”に直面している保護者や関係者、また知識としては理解していても対応に悩む支援者・教育関係者。不登校経験のある成人にとっても、自身の過去を別の角度から見つめ直すきっかけとなる内容だという。
本イベントは、子どもの居場所づくりや地域上映活動に取り組む複数団体による共催。映画鑑賞を起点に、それぞれの立場で「どう向き合うか」「どう在るか」を静かに問い直す一日となりそうだ。
イベント概要
名称:不登校をテーマにした映画『絆王子と無限の一歩』上映会・感想シェア会
日時:2026年1月18日(日)13:00〜/15:00〜
会場:南福岡自動車学校 内ホール
住所:福岡県大野城市下大利3丁目2-20
料金:1,000円
定員:各回30名程度
公式:WEB
Event Summary for International Visitors
This film screening event in Onojo, Fukuoka, features “Kizuna Oji to Mugen no Ippo,” a movie that explores school refusal from the perspective of children who feel they “cannot go” rather than simply “do not want to.” Followed by a small-group discussion session, the event offers a reflective space for parents, educators, and support workers to share insights and reconsider how to approach this sensitive issue.



