熊本｜規格外フルーツが主役になる一日「ハッピーハロウィン」ハナウタカジツが提案

「選ばれなかった果物たちが、選ばれる日。」

熊本のフルーツ農園ハナウタカジツが発信するハロウィン企画では、形や大きさの違いで“規格外”とされてきた果物や野菜に光を当てる。ハロウィンを「個性を価値に変える日」として位置づけ、見た目の違いをユニークな魅力として再評価する取り組みだ。

流通過程で「大きすぎる」「小さすぎる」「表面にキズがある」といった理由から市場に出回らない農産物は少なくない。ハナウタカジツでは、それらを“欠点”ではなく“個性”と捉え、ハロウィンにふさわしい「ハロウィンメイク」として提案。曲がった野菜や小玉のきんかんなどが、非日常を楽しむこの日に「堂々の主役」として登場する。

たとえば、小さなきんかんを使ったマリネサンドやチーズサンド、豆乳カルボナーラ、チョコブラウニーなど、果物の個性を生かした多彩なレシピも公開中。見た目の違いを楽しみながら、食材が持つ本来の美味しさを改めて感じるきっかけになる。

ハナウタカジツはこれまでも、果物の“生育の物語”を伝える活動を続けてきた。間引きされた小玉のみかんやすももを活用した「手しごと体験」では、はちみつ漬けやポン酢、ジャム、ピクルスづくりを通して、果物が育つ過程や農作業の丁寧さを消費者に伝えている。

企業情報

名称：ハナウタカジツ
所在地：熊本県熊本市
公式サイト：WEB

Event Summary for International Visitors

Hanauta Kajitsu, a fruit farm based in Kumamoto, celebrates Halloween with a unique concept: giving “imperfect” fruits and vegetables a moment to shine. Under the theme “Turning individuality into value,” the farm highlights misshapen or blemished produce as symbols of natural diversity. Through creative recipes and hands-on activities using “imperfect” citrus and plums, Hanauta Kajitsu encourages people to rethink the beauty and stories behind every piece of fruit — making Halloween a day to celebrate uniqueness and gratitude for nature’s variety.