長崎|諫早神社オリジナル清め塩「神の塩」誕生 九州北部の海水から奉製 2025年

アート・デザイン

諫早神社は、九州北部の海水を原料に奉製したオリジナル清め塩「神の塩」の授与を開始した。鎌倉時代の元寇の際、日本を救ったとされる神風の伝説が残る海域の海水を用い、神前で祓い清めた特別な清め塩である。オンライン授与所を通じて全国どこからでも申し込み可能となっている。

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塩は古来より神聖視され、見えないケガレを祓い、場を清める力を持つとされてきた。『古事記』や『日本書紀』には、海水で禊祓が行われた記述も残る。「神の塩」は、こうした伝統を受け継ぎ、諫早神社のご祭神「九州の守り神」の御加護を込めた清め塩として奉製された。

諫早神社のご祭神「九州の守り神」は、元寇の際に旋風を起こし、日本を守ったと伝えられる。神前演劇「四面神楽~日本を守った風の物語~」や、境内の開運フォトスポット「風のみちしるべ」など、風を象徴とする取り組みを展開してきた。今回の「神の塩」も、そうした風の御神威を日常に届けるものとして誕生した。

奉製地は九州北部の離島・加唐島。ここで採取した海水から作られる塩は、塩事業センターの調査で理想的なミネラルバランス(カルシウムとマグネシウムが2:1)を持つことが確認されており、自然海塩としても優れている。清めや盛り塩はもちろん、調理にも利用可能な万能の清め塩となっている。

頒布情報

名称:神の塩(かみのしお)
原料:海水(九州北部・加唐島)
内容:200g
費用:初穂料 1,100円
特徴:自立スタンド袋(保存用チャック付き)ご神前にてお祓い済み
授与:神社授与所、およびオンライン授与所
公式:WEB

Event Summary for International Visitors

Isahaya Shrine in Nagasaki has introduced a unique purification salt called “Kami no Shio,” made from seawater off northern Kyushu, a site linked to the legendary divine wind (Kamikaze) that saved Japan during the Mongol invasions. Blessed at the shrine, the salt carries spiritual significance and ideal mineral balance, making it suitable for both rituals and daily use. Packaged in resealable bags, it is available at the shrine and through the online distribution service.

神の塩

神の塩

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