福岡|阿部サダヲ・広瀬すず・深津絵里が北九州に集結 野田秀樹最新作『華氏マイナス320°』をJ:COM北九州芸術劇場で上演
野田秀樹率いるNODA・MAPが、2年ぶりとなる最新作『華氏マイナス320°』を上演する。阿部サダヲ、広瀬すず、深津絵里という実力派の顔合わせが実現した本作は、東京公演を皮切りに、北九州、大阪、ロンドンへと巡演。九州では、2026年6月、J:COM北九州芸術劇場 大ホールにて上演される。
タイトルの『華氏マイナス320°』は、絶対零度に限りなく近い温度を指す数値。作・演出を手がける野田秀樹は、本作を「正しくない科学に基づいた、正しくないSF(サイエンス・フェイクション)」と位置づける。物語は、とある化石の発掘現場から始まり、「謎の骨」をめぐって現代から中世、古代へと時空を自在に行き交う。科学、歴史、想像力が錯綜する野田ならではの劇世界が立ち上がる。
北九州公演で注目されるのは、舞台初競演となる阿部サダヲ、広瀬すず、深津絵里の三人だ。阿部は『THE BEE』以来5年ぶりのNODA・MAP参加。舞台と映像を横断する身体性豊かな演技で、作品に予測不能な推進力を与える。広瀬はこれが3度目の舞台出演となり、ロンドン公演でも高い評価を受けた表現力を本作でさらに深化させる。深津は1997年『キル』以来、野田作品に数多く出演してきた存在で、『エッグ』以来14年ぶりの新作参加となる。
この三人に加え、大倉孝二、高田聖子、橋本さとし、川上友里、橋爪功、そして野田秀樹自身が出演。経験と実力を兼ね備えた俳優陣が揃い、さらに16名のアンサンブルが加わることで、舞台上では濃密な群像とダイナミックな時空表現が展開される。
『華氏マイナス320°』は、日本初演作品でありながら、同年夏にはロンドン・サドラーズ・ウェルズ劇場での上演も決定している。初演から海外公演へと直結する異例の展開は、長年にわたり国際的評価を受けてきた野田秀樹だからこそ成し得た試みだ。
北九州公演の会場となるJ:COM北九州芸術劇場は、国内外の先鋭的な舞台作品を数多く紹介してきた劇場として知られる。NODA・MAPの最新作が、この地でどのような反響を生むのか。九州で体験できる貴重な機会となる。
イベント概要
名称:NODA・MAP第28回公演『華氏マイナス320°』
期間:2026年6月6日~6月14日
会場:J:COM北九州芸術劇場 大ホール
住所:福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州内
料金:S席13,000円、A席8,500円、サイドシート5,700円(税込)
公式:WEB
主催:(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催:北九州市
Event Summary for International Visitors
NODA・MAP’s latest stage production “Minus 320 Degrees Fahrenheit,” written and directed by Hideki Noda, will be performed in Kitakyushu in June 2026 at J:COM Kitakyushu Performing Arts Center. Featuring acclaimed actors Sadao Abe, Suzu Hirose, and Eri Fukatsu in their first stage collaboration, the play explores a fictional science-driven narrative that moves freely across time. This Kitakyushu run is part of a major tour including Tokyo, Osaka, and a world premiere in London.




