福岡|『「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!』が福岡上陸!6月9日より福岡市博物館にて

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!
アート

高畑勲・宮崎駿両監督と共に、世界を代表する数々のアニメーション映画を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫。
戦後の名古屋で育ち、昭和・平成・令和の時代を駆け続けている鈴木敏夫氏が出会った多くの映画作品、書籍と、それを通して見えてくる時代背景に注目した展覧会を開催。

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「映画を作る人間も、最初は観客だった」

鈴木敏夫が子供時代から読んできた漫画や小説、青春時代を経て、社会に出てから今もなお旺盛な好奇心で読み続けている歴史本やノンフィクション、評論本などを通し、鈴木氏が、その作品や作家からどんな影響を受け、自身の思考術へとつなげていったのか。そしてどのように作り手と向き合い、編集者・プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのか、この答を鈴木敏夫氏の血肉となった8,800冊の書籍や映画作品を通じて探る。

特に、鈴木氏が幼少期と激動の時代に「体験」した数多くの映画作品を集めた空間は、福岡展からの初展示コーナーとなる。その他にも、貴重な資料や企画書をはじめ、立体造型物などを多数展示予定。

2019年に総来場者数 397,595名という、福岡市博物館・歴代1位の記録を打ち立てた「ジブリの大博覧会」以来、同会場へ約4年ぶりにジブリの展覧会が帰ってくる。

鈴木敏夫(すずき としお)氏

1948年、名古屋市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、株式会社徳間書店入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、78年アニメーション雑誌『アニメージュ』の創刊に参加。副編集長、編集長を務めるかたわら、「風の谷のナウシカ」(84年)、「火垂るの墓」「となりのトトロ」(88年)などの高畑勲・宮崎駿作品の製作に関わる。85年にはスタジオジブリの設立に参加。89年からスタジオジブリの専従に。以後、「おもひでぽろぽろ」(91年)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(94年)、「もののけ姫」(97年)、「千と千尋の神隠し」(01年)、「崖の上のポニョ」(08年)など、「風立ちぬ」(13年)までの全劇場作品および、最新作「アーヤと魔女」(20年NHK放送、21年8月劇場公開)、さらには、三鷹の森ジブリ美術館(01年開館)のプロデュースを手がける。「かぐや姫の物語」(13年)では企画、「思い出のマーニー」(14年)では製作、そして「レッドタートル ある島の物語」(16年・日仏白合作)ではプロデューサーの1人を務めた。

現在は、本年7月14日公開予定の宮崎駿監督最新作「君たちはどう生きるか」を製作中。2022年11月1日に愛知県長久手市に開園したジブリパークにも関わっている。

鈴木敏夫 氏(撮影:荒木経惟)

【(C)RENGAYA (C)Studio Ghibli】

鈴木敏夫 氏(撮影:荒木経惟)
開催概要

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!
会期:2023年6月9日(金)~8月31日(木)
休館:月曜休館
   ※ただし、7月17日(月・祝)は開館。7月18日(火)は休館。
    また、8月14日(月)・15日(火)は開館。8月16日(水)は休館。

時間:9時30分 ~17時30分(入館は17時まで)
   ※ただし、7月22日(土)~8月26日(土)の
    金・土・日・祝日、8月14日(月)・15日(火)は20時閉館
会場:福岡市博物館 特別展示室
住所:福岡市早良区百道浜3-1-1
料金:一般(土日祝)  1,700円、(平日) 1,500円
   中高生(土日祝) 1,400円、(平日) 1,200円
   小学生(土日祝) 1,100円、(平日) 900円
販売:ローソンチケット独占発売[Lコード:83926]
備考:会期中、「「土・日・祝日」および、「お盆期間(8月14日(月)・15日(火))」のみ」
   日時指定チケットの事前購入が必要となります。

詳細は公式サイトで https://suzukitoshio-ghibli-fukuoka.com/

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!

「カオナシ筆画&本棚」(C)RENGAYA (C)Studio Ghibli

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!

「カオナシ&本棚」(C)RENGAYA (C)Studio Ghibli

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!

「湯婆婆と銭婆の“恋愛・開運”おみくじ」(C)RENGAYA (C)Studio Ghibli

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!

「大・中・小トトロフォトスポット」(C)RENGAYA (C)Studio Ghibli

「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!

「ジブリ作品名場面と吊り文字」(C)RENGAYA (C)Studio Ghibli

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