佐賀|有田焼×ウルトラマン「カネゴン」誕生、存続危機の伝統産業に新たな入口 2026年2月8日幕張出展
400年以上の歴史を持つ有田焼が、人材不足と後継者不在により10~15年以内に存続の危機に直面している。こうした状況を受け、日本の伝統工芸技術を活用したものづくりを手がける株式会社ツギイロは、特撮コンテンツ「ウルトラマン」とのコラボレーションによる有田焼作品「カネゴン」を販売開始した。
有田焼は、日本で初めて磁器の量産化に成功した焼き物として知られ、繊細な絵付けと高い耐久性を兼ね備えた伝統工芸品。しかし職人の高齢化が進み、従業員数は20年で半減。60代以上が3割を占めるなど世代交代が進まず、関連事業者の多くが「後継者が見つからなければ10~15年以内に廃業」と回答している。
こうした危機感のもと、ツギイロは“伝統を守るための新しい入口”として、日本を代表する特撮作品「ウルトラマン」の世界観に着目。人気怪獣カネゴンをモチーフに、有田焼の成形・絵付け・焼成といった高度な技術を注ぎ込んだ作品制作に着手した。完成までに約1年半を要し、ユーモラスな造形と伝統技法を融合させた一点が誕生した。
作品は748,000円(税込)という高価格帯ながら販売が始まり、特撮ファンや若い世代から反響が寄せられている。「キャラクター商品でありながら本物の工芸品として長く大切にしたい」との声も上がり、新たな顧客層への広がりが見え始めている。
2026年2月8日には、幕張メッセで開催される特別企画「ウルトラ怪獣ワンフェス」(ワンダーフェスティバル2026[冬]内)に出展。有田焼という伝統産業を、ポップカルチャーとの融合によって未来へつなぐ挑戦が注目を集める。
イベント概要
名称:ワンダーフェスティバル2026[冬] 内 特別企画「ウルトラ怪獣ワンフェス」
日時:2026年2月8日(日)10:00~17:00
会場:幕張メッセ
内容:有田焼×ウルトラマン「カネゴン」出展
公式:WEB
Event Summary for International Visitors
Arita porcelain, a 400-year-old Japanese ceramic tradition, faces a serious succession crisis. To create a new gateway for younger generations, Tsugiiro has collaborated with the iconic Ultraman series to produce a handcrafted Arita porcelain figure of the monster Kanegon. The limited artwork will be exhibited at Wonder Festival 2026 (Winter) in Makuhari Messe, showcasing how traditional craftsmanship can connect with pop culture to secure its future.





