【九州ダービー】人に伝えたい鳥栖vs福岡の見所。”神”が舞い降りるのはどっちだ!
昨シーズン、サガン鳥栖が低迷しながらもJ2降格を免れたこと。アビスパ福岡が怒涛の追い上げでJ2リーグ3位に食い込み、昇格権をつかみ取ったこと。
どちらも、ゴールキーパーの活躍なしには果たされなかったことでしょう。
今考えると正直ゾッとします…。
素晴らしいキーパーがいて、ホンットに良かったです。
ということで今回は、ゴールを守る最後の砦、ゴールキーパーにスポットを当てながら、2月27日(土)の九州ダービーをプレビューします!
サッカーの神様ペレ、マラドーナの神の手、神の子メッシ…。サッカーではスゴい選手やプレーに神をつけて崇められることがよくあります。そのうち最も頻繁に用いられるフレーズが「神セーブ」ではないでしょうか。
神セーブとは、神懸かったような、スーパーセーブのことで、それはゴールキーパーが最も輝く瞬間でもあります。
サッカーでは、ゴールを決めた選手がヒーロー扱いされることが多く、ハイライトもゴールシーンがメイン。なので、まずは動画で「神セーブ」をご覧ください!
TOP 5 - Saves of the Year 2015
Posted by Short Football Videos on 2016年1月26日
アビスパ戦で先発が濃厚なサガン鳥栖のゴールキーパー木木選手、もとい林彰洋選手(背番号33)の持ち味は、長い手足を活かしたシュートストップ!彼の神セーブでサガンは何度命拾いしてきたことか…。
試合中に林選手の神セーブが発動した際、ツイッターのタイムライン上には「木木ネ申!!!」といったつぶやきが大量に流れてきます。
得点が入りにくいサッカーでは1つの失点がスコアに大きくのしかかるため、1点を防ぐことは1点取るのとほぼ同じことなのです!と、いうことは毎試合ゴール決めてるようなもんですね。。。そう考えると、すごい活躍です。
まあとにかく、彼の凄さは言葉で説明するよりも、映像で見てもらった方が早いです!
動画サイトには彼の神セーブ集がたくさん上がってますので、その中からおひとつどうぞ。
アビスパには神セーブを自らの代名詞とするゴールキーパーがいます。プロになった2003年からアビスパ一筋14年目、その名も神山竜一選手(背番号1)です。所属選手の中では最も在籍期間が長い選手です。
それでもまだ年齢は31歳。キーパーは体力よりも経験がものを言うポジションなので、30代後半でも活躍している選手はたくさんいます。
神山選手の神っぷりは、一度”乗る”と神セーブを連発することです。まるで、それは神山選手に神が乗り移ったかのような反応でシュートを止めまくり。そんな試合で勝った時には、ゴールした選手よりも神山選手の活躍の方が讃えられる、といったこともよくあります。
しかし、そんな神にもライバルが!今季、韓国から超大型ゴールキーパー、イ・ボムヨン選手(背番号23)が加入!韓国代表として2014年のワールドカップに出場した大物です。
しかし、彼はプロになって初めての移籍で、しかも初めての日本でのプレー。その初戦が宿敵とアウェイで相当なプレッシャーのかかったダービーマッチというのは、本人にとってちょっと酷な気がします。
一方、チーム最古参である神山選手は、過去にサガンとのダービーマッチを経験しています。チームに数人しかいないダービー経験者のうちの一人。そんな神山選手が守護神として最後尾でかまえることで、チームメイトの精神面にも良い影響をもたらすのではないでしょうか。
選手としての経験が豊富な井原監督は、監督としてどんな決断を下すのか。注目です!
そう言えば昨シーズン。林選手に神が舞い降りた瞬間を間近で見たんです。
それは、ベガルタ仙台とのホームゲームでのことです。このとき僕は、林選手の守るゴールの裏側(ホームサポーター3階席)で見ていました。
そのシーンがこちら。
これを見たとき、※()内は心の声。
うっ!!(ヤバい!シュート打ってきた!) うわぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!(コース変わったマジヤバい!!) うおおおおおおおおお!!!!!(止めたあああああああああ!!!)っでえええええええええ!!!!!!!!!(しかし何じゃ今のセーヴヴヴヴヴゥゥゥゥゥゥゥーーーーー!!!!!!)
ってなりました。
なぜこれほど衝撃的だったかと言いますと、ですね。
林選手はボールを弾いて止めたのではなく、ギリギリでおさえて転がしたのです!!!!!!!
(うわっ、何かこれも言葉で伝わりづらいぞ!!しかも言葉にするとより一層ショボく感じられちゃうじゃないか!)
でも、彼の真後ろではっきり見たんです!セーブしたボールが勢いなく転がったところを見てお分かりかと思いますが、林選手は、一瞬手をすり抜けたボールをですよ!!う〜ん、下の画像を見てください!
ゴール正面の映像を、林選手がボールに触れた瞬間で止めてみました!
ボールよりも手前に林選手の右手が見えますよね!?
要するに林選手は、コースが変わってゴールの下隅に飛び、ゴールラインのわずか手前でワンバウンドするという、キーパーにとっては厄介極まりないボールに対して瞬時に反応し、わずかに届いた薬指や小指でボールの勢いを殺し、ボールの回転をゴールとは逆の方向にかけて反対側に戻していたのです!!
これぞまさに、木木ネ申!!!
神が舞い降りる瞬間を生で見たい方は、ぜひベストアメニティスタジアムへ!!
2/27(土)『2016 明治安田生命J1リーグ 1stステージ』ホーム開幕戦はあと1163席! #sagantosuhttps://t.co/SbeBV2xzRw pic.twitter.com/1oz39GgdPc
— サガン鳥栖公式 (@saganofficial17) 2016, 2月 21
放送予定
明治安田生命J1リーグ 1stステージ第1節
「サガン鳥栖 vs アビスパ福岡」
2月27日(土)14:00キックオフ
NHK佐賀/NHK福岡/スカパー!
13:50から放送予定
テレビが見れない人は、ラジオでも!
2/27(土)サガン鳥栖実況中継 【2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ】
サガン鳥栖 vs アビスパ福岡 日時/2月27日(土) 午後2時00~4時00分
【NBCラジオ佐賀:AM1458kHz ドリームスFM:FM76・5MHz】
選手への応援メッセージも募集中!— NBCラジオ佐賀 (@nbcsaga) 2016, 2月 19
紹介した選手おさらい
サガン鳥栖
林彰洋選手/ゴールキーパー
背番号:33
生年月日:1987年5月7日
出身:東京都
身長:195cm
体重:89kg
経歴:流通経済大▶プリマスアーガイルFC(イングランド)▶ROCシャルルロワ(ベルギー)▶清水エスパルス▶サガン鳥栖
ブログ:林彰洋オフィシャルブログ
twitter:@hayashi_akihir0
アビスパ福岡
神山竜一選手/ゴールキーパー
背番号:1
生年月日:1984年11月10日
出身:大阪府
身長:188cm
体重:94kg
経歴:ガンバ大阪堺Jrユース ▶ 立正大淞南高(島根県) ▶ アビスパ福岡