2月21日より「第15回佐賀城下ひなまつり」
伝統工芸手織り佐賀錦を纏ったお雛様や、お菓子の雛人形などを展示する「第15回佐賀城下ひなまつり」が、2月21日~3月22日の1ヶ月間開催される。舞台となるのは、佐賀市歴史民俗館、徴古館など。
15回目の開催となる今年のテーマは「夢」
鍋島36万石の城下町佐賀に春の訪れを告げる佐賀城下ひなまつりでは、鍋島家伝来の由緒あるお雛様をはじめ、鍋島小紋や伝統工芸手織り佐賀錦を纏ったお雛様などを展示。
その他にもお菓子の雛人形、生花で作ったお雛様など、佐賀ならではの多種多様なお雛様がお出迎え。15回目を迎える今回は、特別企画展として「色鍋島・今右衛門の世界」を開催。人間国宝、十四代今泉今右衛門氏が佐賀城下ひなまつりのために制作された「殿皿・姫皿」をはじめ、様々な作品を展示するとのこと。
開催概要
日時:2015年2月21日(土)~3月22日(日)※徴古館は3月31日(火)まで
時間:10:00~17:00
会場:佐賀市歴史民俗館、徴古館ほか
電話:佐賀城下ひなまつり実行委員会(佐賀市観光協会内) 0952-20-2200
料金:
- 前売り共通券 550円(2月20日まで販売)
- 共通券 600円
- 徴古館券 300円
- 佐賀市歴史民俗館券 400円
- ※小学生以下、入場無料
<有料館>
入場券が必要な有料館は、徴古館、佐賀市歴史民俗館(旧古賀家、旧三省銀行、旧福田家)となります。
そのほかの館につきましては、入場券不要でご覧いただけます。
イベント内容
1:特別企画展「色鍋島・今右衛門の世界」
2014年に人間国宝の認定を受けられた十四代今泉今右衛門氏は、色鍋島の伝統技法を継承しながらも、現代の色鍋島の気品を追及する作品を多く生み出されています。佐賀城下ひなまつりのために制作された「殿皿・姫皿」や桃の節句をイメージした「ちひさきもの」などを展示したひなまつりのお部屋、十四代今泉今右衛門氏の新作をはじめ、これまでの歩みを作品の数々よりご覧いただけます。
2:徴古館「鍋島家の雛祭り」・特別展示「栄子さまの髪飾り」
徴古館では、今年も侯爵鍋島家の豪華な大雛壇飾りが佐賀の春を彩ります。さらに小城鍋島家伝来の絢爛な古今雛が初めて徴古館で見られるほか、栄子夫人の髪飾りも特別陳列されます。房に7つの極小の真珠を嵌めた9ミリのブドウなど、超絶技巧には息をのみます。
3:佐賀城本丸歴史館「子どもびなの宴」
~子どもたちの手づくりびな 300畳に夢いっぱい~
佐賀市内の小中学生が制作したおひなさま約2,000体が、佐賀城本丸歴史館の大広間に勢ぞろいします。子どもたちが、「ひなまつり」を学び、想像を膨らませた個性あふれる人形たちの夢のような共演をご覧いただけます。
※開催期間:2月21日(土)~3月1日(日)
4:会場を彩る佐賀ならではひな人形
鍋島小紋や伝統工芸手織り佐賀錦を纏った佐賀らしいお雛様たちの展示をはじめ、お菓子の雛人形、生花で作ったお雛様など、佐賀ならではの多種多様なお雛様が皆さまをお出迎えします。