福岡|HOTEL GREAT MORNINGで久留米絣と博多織につつまれた宿泊プランを提供

九州

福岡の伝統織物「久留米絣」と「博多織」に包まれて過ごすプランがHOTEL GREAT MORNINGでスタート。宿泊を通して「サステナブルな伝統織物の魅力」を体験してもらう。

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このプランは福岡市の支援を元に、新しい生活様式や潜在ニーズに応え、新たな価値を創造することを目的として、ホテルグレートモーニング博多でスタート。

特注で誂えた久留米絣の布団カバーは創業125周年を迎える野村織物のもの。丈夫で夏は涼しく、冬は暖かいという綿織物ならではの特徴を体感できる。ホテルのエントランスには博多織を贅沢に使ったソファーと、スタッフが羽織る久留米絣で仕立てられた制服。部屋に置かれた伝統織物の歴史本など宿泊者を伝統織物に触れてもらう機会を設けている。

HOTEL GREAT MORNING

HOTEL GREAT MORNING

HOTEL GREAT MORNING

久留米絣とは

筑後地方に伝わる綿織物・久留米絣。無地が一般的であった約200年前に、農家の娘の偶然の発見により生み出されました。優しい風合いの柄を、 織物に浮かび上がらせる技法です。綿糸を先に染めてから織ることで、微妙なズレが生じ、独特なかすれ模様となります。これが久留米絣の大きな特徴であり魅力です。また「伊予絣(愛媛県松山市)」「備後絣(広島県福山市)」とともに日本三大絣の1つとして知られ、福岡の夏の風物詩、博多山笠の法被(はっぴ)にも使われています。

博多織とは

770年以上もの歴史を持つ博多織。中国の王朝・宋から、博多の商人が持ち帰った織の技法がルーツといわれています。多くの経糸に、緯糸を強く打ち込むことで厚く、張りのある生地に織り上がるのが大きな特徴で、昔から和服や浴衣の帯として愛され続けてきました。1600年には、筑前福岡藩の初代藩主が幕府への献上品にも選んだ特別な織物。現在でもその歴史から「献上柄」と呼ばれる伝統的な柄が博多織、ひいては博多地区のシンボル的な模様として、街中のさまざまな場所で使われているほどです。

施設概要

HOTEL GREAT MORNING
場所:福岡県福岡市博多区店屋町6-3
電話:092-272-1414

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